古いデカールの再生と保護

模型技法
05 /20 2017
よく「古いデカールが黄ばんで使えない」「ヒビだらけなので塗装にした」といった話を聞きますが、ある程度の黄ばみや割れはリカバー可能です。

CIMG9873 (2) まず、黄ばんだデカールは直射日光や紫外線ランプなどに数時間あてると漂白できる場合があります。コンディションにもよりますが、40年もののデカールをこれで再生した経験があります。最近では、フィルムが黄ばみを通り越して茶色になったものも脱色できました。

CIMG9875 (2) そして、古くて割れた・割れそうなデカールは、シートの状態でタミヤアクリルのフラットクリヤーを塗っておけば繋がって割れなくなります。もちろん光沢クリヤーも使えるのでしょうが、AFVや軍用機なら大部分はどうせツヤ消しでコーティングするし、ツヤ消しの方が格段に乾きが早いので。あ、でも混ぜ物がない分、強度は光沢の方が高いかも。ちなみにタミヤアクリルはデカール軟化剤で微妙に溶けるので、意外なほどよく馴染みます。

これらのデカール再生措置が何より素晴らしいのは、お金がかからない事です。古すぎると無理かも知れませんが、ダメでもともと、機会があったら試してみてください。
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ブラスコウ/秋友克也

模型作例ライター(城、AFV、最近は空など)で文芸翻訳家(主にアメコミ)。「戦車 塗装」の検索で自分が書いた「水溶きアクリル塗装」ハウツーが一番に出るのがちょっと自慢。