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童友社 1/800ジョイジョイコレクション 姫路城

自作模型紹介
02 /07 2019
04_20190207103624828.jpg 2017年4月

01_201902071036209a9.jpg Twitterの企画「#旧キット無改造コンペ」に合わせて、実働7時間半で製作。水溶きアクリル筆塗り。

02_20190207103622cbe.jpg 石垣はジャーマングレイやレッドブラウンなどの濃い色をムラになるよう塗って、400番のサンドペーパーで軽く水研ぎする事で継ぎ目を浮き立たせる「研ぎ出し」。ただし一部彫刻が潰れているので、筆ペンで陰を補った。地面は「バフ」と「フラットホワイト」を等量に混合。瓦は「ダークグレイ」を基本色に、水で数倍に薄めた「スカイグレイ」をチョンチョンと乗せてムラを作っている。

03_201902071036226ef.jpg 樹木はキット付属の幹に、同じく付属のスポンジをタミヤアクリル「フラットグリーン」で染め、フードミルで粉砕してゼリー状瞬間接着剤で接着。周辺の茂みは「フラットグリーン」で下地を塗り、木工用ボンドで付属のパウダーを接着、乾燥後に「カーキ」「オリーブドラブ」などで変化をつけた。

05_20190207103625320.jpg 城プラモには古い金型が多く、特に姫路城は人気があるため、だいたい金型が傷んだり部品が歪んだりしていて組みにくい(童友社の1/500新金型「平成(新生)姫路城」とその拡張版「プレミアム姫路城」は例外)。それでも適宜部品を切り離したり修正したりして組み立てれば、半日でこの程度の見た目にはできるのだ。完全ツヤ消しで色ムラを演出しやすい水溶きアクリルは、この種の題材に最適である。

06_2019020710362791f.jpg 07_20190207103628ad3.jpg 1/800 Himeji Castle from Doyusya, done in seven and a half hours. Hand painted with water thinned Tamiya acrylic.
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イタレリ(エッシー金型) 1/72 ツポレフTu-22M

自作模型紹介
02 /05 2019
01_20190205114022db0.jpg 2018年11月。

02_201902051140231b5.jpg NATOコードは「バックファイア」。ソ連の超音速爆撃機Tu-22のバリエーション(Mは改良型の意味)…のはずなのだが、元と全然似ていない。胴体の形もエンジンの配置も全然違う上に可変翼になってる。どうして同じ「Tu-22」の名前が使われたのか不思議だ。

ちなみに先代Tu-22はこちら

03_20190205114025b21.jpg 組立は素組み。機首などの目立つ位置以外は合わせ目もあまり消していない。

04_201902051140268d9.jpg 塗装は水溶きアクリル筆塗り。全体に「スカイグレイ」を一層乗せて下地にし、下面に「フラットホワイト」三層、境界をマスキングして上面「ライトグレイ」二層、さらにライトグレイとスカイグレイを等量混合して水で5倍程度に溶いた退色層を乗せ、800番相当のスポンジヤスリで軽くサンディングして馴染ませた。

05_2019020511402704f.jpg 汚しは、エナメル溶剤で表面を軽く湿らせた後、タミヤのスミ入れ塗料「ブラウン」を中心に行っている。

06_20190205114029276.jpg 1:72 Tupolev Tu-22M "Backfire" from Italeri, by ESCI tool. I can't get why Soviet people called this "Tu-22M", it's totally different from original Tu-22. Hand painted with water thinned Tamiya acrylic and weathered with Tamiya enamel(panel line accent color) brown.

追記。
Tu-22と全然似ていないこの機体がTu-22Mと名付けられたのは、「ミサイル万能論が幅を利かす状態で新型爆撃機開発には認可が下りないので、改良発展型だと言い張った」という政治的理由だそうです。

エッシー1/72 ツポレフTu-22ブラインダーB

自作模型紹介
02 /03 2019
01_20190203100029f09.jpg 2019年2月。

02_2019020310003187f.jpg 1969年に初飛行したソ連の超音速爆撃機。前後に長く尖ったシルエットがSFっぽく、「サンダーバード」にでも出てきそうだ。キットは冷戦時代に作られたにしては良作と思う。

03_2019020310003271a.jpg 組み立ては素組み未満。コックピット周辺にアンテナ的な部品やピトー管的な部品がいくつもあるが、小さくてすぐ壊れそうだし、箱絵でも実機写真でも見られないので、思い切って省略した。合わせ目消しも適当。

04_20190203100035b62.jpg 機体表面は以下のような状態を想定した。
・就役直後はベアメタルにクリア塗料で表面を保護
・その後、クリア層が劣化してアルミ合金表面の腐蝕が始まった
・特に劣化の激しい箇所は白で補修塗装を行った
・尾翼付け根のエンジン部分はオイル漏れなどで汚れが目立つ
・下面は腐蝕が少なく銀が残っているが、垂れて溜まった汚れが多い

05_2019020310003625a.jpg 具体的な塗装法は
・水溶きアクリル筆塗りで下地「スカイグレイ」
・水で3倍程度に溶いた「フラットアルミ」「クロームシルバー」を被せて鈍い金属表面を表現
・水で5~10倍に溶いた「スカイグレイ」「ライトグレイ」でパネルの質感を塗り分け
・マスキングして白の補修塗装を表現
・油彩「バーントアンバー」「ブルーブラック」、ウェザリングカラー「マルチホワイト」で汚れを表現

06_20190203100037b1d.jpg 全長60cm程の大型キットだが、部品数が少なく、すぐ形になった。前輪式なのに機首にオモリが要らないのも嬉しい。

07_2019020310004054f.jpg 08_20190203100041b55.jpg 09_20190203100043dbf.jpg 1/72 Tupolev Tu-22 "Blinder B" from ESCI. Less than straight from the box - I have discarded some small, weak parts! Hand painted with water thinned Tamiya acrylic to depict rusted aluminium alloy. Weathered with artist's oil.

ファインモールド1/72 『荒野のコトブキ飛行隊』 隼一型 キリエ機

自作模型紹介
01 /29 2019
01_20190203095624a19.jpg 2019年1月。
横のフィギュアはフィギュアーツmini キリエ

02_201902030956256e7.jpg  「月刊モデルグラフィックス」付属のマガジンキット。通常743円+税=802円の雑誌に、1/72の大戦機キットがついて3500円+税=3780円なので、キットだけなら2757円。結構な金額である。

07_201901291203545f2.jpg しかし、その価値はあった。胴体の中央に分割線を残さない独特な部品構成で、合わせ目を消す箇所は主翼前縁ぐらいしかなく、それも軽くヤスリをかけただけですぐ終わる。素組みなら一時間もかからない。何より現代の1/72新金型には珍しい、機体全面に施されたシャープな凹リベットが、アニメ『荒野のコトブキ飛行隊』作中の隼の印象と重なり、塗装が大変気持ちいい。

08_201901291203528a6.jpg 今回の作例では、キット付属の主脚収納状態を選択。それに合わせ、透明塩ビ版を円形に切り抜いて回転中のプロペラを表現。パイロットはハセガワ1/72「日本海軍 搭乗員セット」の一体を削って誤魔化した。MDF板と1.5mm真鍮線でスタンドを自作。

09_20190129120354331.jpg 塗装は水溶きアクリル筆塗り。タミヤカラー・アクリル塗料「フラットアルミ」の下地に、やや薄めに溶いた「ディープグリーン」で迷彩を描き込んだ。具体的な手順は1/48ハセガワ製キットを題材にこちらで解説している。
 03_20190203095626d7e.jpg 04_20190203095628d1f.jpg 05_20190203095630027.jpg 06_20190203095631375.jpg 10_20190203095634e62.jpg  
1/72 Nakajima Ki-43-I Hayabusa from Fine Mold, banded with modeling magazine "Model Graphix" March 2019. This is Kirie's ride from anime "Kouya no Kotobuki Hikoutai".
https://kotobuki-anime.com/

タミヤ1/35 M3A1スカウトカー赤軍仕様 フィギュア乗せ

未分類
01 /29 2019
02_2019012910072535c.jpg 2019年1月。

01_2019012910072484a.jpg 車両は1ヶ月前に組んだが、部品分割が無闇に細かい上に、組みやすくしたり失敗を防いだりする工夫が見られず、うんざりしてフィギュアを放置していたアイテム。いざ再開すると角度がバシッと決まって大変気持ちよかった。フィギュアだけは。

03_201901291007274c3.jpg 塗装はいつもの水溶きアクリルベタ塗りに、油彩で軽くスミ入れのみ。戦闘服は指定のカーキだと色が濃すぎると思ったので、タミヤアクリルのカーキとターナー・アクリルガッシュのグレイッシュベージュを混ぜて塗装。

04_201901291007289c1.jpg彫刻の解像度や力感量感も見事だが、いかにもスラブ系の指揮官や、どう見てもモンゴロイドな兵士など、多民族国家ソビエト連邦らしい顔ぶれがいい。

05_201901291007298bf.jpg 06_2019012910073103a.jpg 07_20190129100734412.jpg 08_20190129100737753.jpg Tamiya 1/35 M3A1 Scout Car with Soviet soldiers.

The vehicle was well detailed but not easy to assemble, so I was too tired to build figures. After a month, assembled them and I was surprised: they are definitely designed for smooth assemble, not like the vehicle!

Hand brush painted with water thinned Tamiya acrylic and acrylic gouache. slightly pin washed.

ブラスコウ/秋友克也

模型作例ライター(城、AFV、最近は空など)で文芸翻訳家(主にアメコミ)。「戦車 塗装」の検索で自分が書いた「水溶きアクリル塗装」ハウツーが一番に出るのがちょっと自慢。